TakaoOikawa

スクープ・悪意の不在のTakaoOikawaのレビュー・感想・評価

スクープ・悪意の不在(1981年製作の映画)
2.5
ペンは剣より云々とはよく言った物だが、そこにはリスクもある訳で、不都合が生じた時の意外な抜け道というか、究極の言い訳が話のとっかかりに。この点は素直に新たな発見。その後はメディアと報道によって晒された人の攻防に徐々に移行し、ある種の頭脳戦が繰り広げられる。描写に華は全くといっていい程に皆無で、堅実を通り越して完全に地味。示唆には富むが、評価はその堅い空気感を骨太と感じるか、盛り上がらないと感じるか次第。
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