ほわいとりりぃ

いのちの停車場のほわいとりりぃのレビュー・感想・評価

いのちの停車場(2021年製作の映画)
4.1
『いのちの停車場』

開始時間を5分間違え、更に予告もあるからとのんびりしていたら、始まってしまっていた!それでもたぶんほぼ最初から観られたとは思うけど…。冒頭大事です!
緊急なんちゃら宣言の為、千葉県の劇場迄行きました。

〈ストーリー〉
東京の救命救急センターで働いていた医師 白石咲和子(吉永小百合)はある事件の責任をとり退職し、父(田中泯)の暮らす金沢の実家に帰郷「まほろば診療所」で在宅医師として再出発をする。
そこでは院長仙川(西田敏)、訪問看護師(広瀬すず)、そして東京から咲和子を追いかけてきた野呂(松坂桃李)と共に、末期(最期)を在宅医療を選んだ患者たちとの出会いにより、“命を救う” から “ 命を見送る ” へと変わっていくー。

冒頭の救急医療センターでの緊迫から、金沢のまほろば診療所での “ いのち ” に向き合う様子は、映画『痛くない死に方』に近かった←同じ在宅医療だからか。

申し合わせをする食事処の雰囲気がすごく良く❤️金沢の風景も合わせ、大好きな街金沢に行きたくなりました❗

そして、父役 田中泯さんと娘 吉永小百合さんって実際は同年代ですよね!?しっかり親子に見えてしまう小百合さんは-(マイナス)20歳の50歳代!違和感なし(笑)
ここ最近『北の桜守』『最高の人生…』の中では一番しっくり感じた。

そしてここでも、最新癌治療=抗癌剤や新薬(治験)を選択するって、実は延命はないと言う事。(←私たち上級食育指導士等の常識)

「癌患者を生かしたら、20年長生きして食糧難になる」ですよね。

最期の時―いのちの終い方―

こんな優しい診療所にお世話になりたいと願う。

『ファーザー』『いのちの停車場』『椿の庭』鑑賞しましたが、
更に『お終活』観たら、
“ いのちの終い方(最期の時=終活) ” 完璧ですね🌈

p.s. 在宅医療を描いた『痛くない死に方』←出演作🎦は既に鑑賞済み👌

『いのちの停車場』50/2021
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