芦屋紀文

ヤクザと家族 The Familyの芦屋紀文のレビュー・感想・評価

ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)
4.0
新鮮なヤクザの描き方

北野作品、深作作品
正直得意ではないけど
たくさんみてきたヤクザ映画。

海外のはみれるけど
日本のどんぱちどんぱちは
なんか苦手
だけど見てしまう。笑
矛盾してるけど
すごく面白いとは思う

今作は今まで見てきたものと
違うアプローチだったので
とても新鮮でした。

時代を経て変わっていく日本
それと同時にやくざとしての
在り方もかわっていく

本当のやくざの世界を知ってるわけでは
ないのですが、今までまかり通ってたことが
通用しなくなるのは身につまされる話でした

「5年は人間としてみてもらえない」
保険も年金もない。たしかに言われてみれば
個人事業主?みたいなものだからそうなのかと
独り合点しました。

義理と人情だけでは
生きていけない。

ヤクザから聞きたくない言葉ではあるけど
これもまた真実。

真っ当に生きたいとは思うけど
生きられない人だっている。
芦屋紀文

芦屋紀文