あのこは貴族のしまちゃんこのレビュー・感想・評価

すべての人間関係において、肩書きや過去を除いて「その人そのもの」を理解する難しさを考えることがありました。この映画ではそれをスマートかつ的確な脚本で描かれていた。
みんな生まれた時点で与えられた環境が違って、それを否定するんじゃなくて、その中でどう勝負するのかどう心地いいものへと踏み出すのか。

ポスターや題名からは1ミリも興味が湧かなかったけど勧められて見ると大傑作だったパターン。今の日本でこの映画が上映されることが嬉しい