あのこは貴族の作品情報・感想・評価

「あのこは貴族」に投稿された感想・評価

まず思ったことは、平成令和の時代になっても貴族階級の人々が実際に存在しているということ。

自分の位置は、麦ちゃんが慣れない居酒屋で一緒に飲んでいた醤油の蓋開けっ放しにしていたあんちゃん。

あまりにも住む世界が違いすぎて貴族階級の方々の生きづらさ、不自由さが半端ではなかった。

だからといって希子ちゃんサイドが生きやすいかと聞かれればそうではなくって、、
どんな身分のどんな人であっても不自由、閉塞感はあるものなんだな、と。

助けを求めるとまでは言わなくても話が出来る人がいればそれだけで十分なのかな。

希子ちゃんと麦ちゃんが深い関係になれることは一生ないのかな。難しいだろうな。いずれにしてもアフタヌーンティー5000円は高すぎる。
石並

石並の感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

配役合ってるか疑問だったけど門脇麦がかなり良くてぴったりだった

クリスマスとかマグカップの話が面白かったな。
貴族の暮らしとか想像も出来なかったけど貴族は貴族なりの辛さがあるのか…しかしそれに気が付けないというのが1番怖いのかもしれない。

だからラスト、自分の道を拓いていったシーン超良かった………石橋静河さん100億点
女性同士の情の形が最高でした。女同士で戦うのではなく、互いの境遇や環境に共感する。古臭い風習が色濃く描かれていて、東京と地方の対比に共感するところもありとても良い作品でした。
がべ

がべの感想・評価

3.6
みんなもっと自由に過ごしなよ!と思ってしまう私はかなり恵まれているよね。狭い世界でもどかしく暮らしている、そもそもほかの広い世界を知らないことってゾッとする。
思いの外印象に残らなかったのは、共感の要素を観る前から期待してしまったからかな。なんだかわからないけど、響かなかった。
ただ!とてもいいなって思ったのは、登場人物たちの関係性。石橋静河、山下リオみたいな程よくさっぱりした性格の女友達って一番大切で最高だし、主人公2人の邂逅や再会も、キーパーソンの高良健吾とそれぞれの関係性も最終的にはいい距離感だよね。まあ彼も可哀想ちゃ可哀想なんだけど…。
架空OL

架空OLの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

日常を見ているような映画で
すぐに入り込んでしまった。

こういう子いるなあと
共感できる部分も多々あって
ずっと観ていたい。

☑︎美紀ちゃんの実家での
ジャージスタイル
☑︎お茶しようと言って行く
ホテルの¥5,000アフタヌーンティー
☑︎お家で飾りつけもしっかりして
開催するウエディングシャワー
☑︎仲良しグループ内で
結婚していない人を数えがち
☑︎お母さんと行く美術館

同じ階級の人しか出会わないように
なっている、という言葉には
確かに…と思ってしまった。
出会ったとしても深い関わりには
なれなかったりすることは
思い返せばあったかも。

育ちや境遇がどうであれ、
人それぞれ幸せな生活や人生だと
思えたらそれで良いんじゃないかと
みんなが考えられたら良いのに…

小説も読みたい。
むー

むーの感想・評価

4.1
共感ばかりだった。
榛原さんの環境って、思い当たるところよくあるし、結局同じような環境で育った人たちとしか関わらないし関われないようになっている。
世界がこんなに狭いんだなって実感。
このあと原作を読んで、映画でわからなかったところが繋がった。
kyohei

kyoheiの感想・評価

4.2
階層のまったく違う2人の女性が1人の男を介して、偶然出会って、それぞれの閉じられた世界から解放されていく話でしたよ…

最初『ショウトウ』と聞いてまったくわからない自分がいましたよ😓
後で調べて渋谷に松濤と言う高級住宅が並ぶ場所があるのかと…知れただけでも良かったかも…

門脇麦演じる華子の相当な家柄のお嬢様感演技には、恐れいりましたよ。
何処か浮き世離れしている感は、微笑ましかったですし、閉じられた世界から抜け出せない感も良い(o^-')b !
なんか現代の貴族とはこんな感じなのかなぁとボンヤリと思いました。
あの婚約者の実家での襖を空けて入るシーンはこんなんできるか!と唖然となりました。

そして、てっきり高良健吾演じる幸一郎(どこでも雨が降ってる雨男でなんか暗め…ただ横道世之介でも思ったなんか憎めない感じは相変わらず…)と三角関係になるのでは?と最初は思った水原希子演じる美紀(ミキティ…)とのなんか比較描写が良かった。

本当に東京の貴族の方達と地方の庶民とでは、元旦でこんなに違いがあるのかと…愕然としましたよ。
夢を追って東京に出てきたが、やっぱりお金が無いと夢を諦めなくなってしまう美紀にはなんか共感しました。

あとそれぞれの親友役の石橋静河と山下リオが良かった。
それぞれ自分のやりたいことがあって門脇麦と水原希子を導いてくれるそんな良い親友でなんか良いなぁと思いましたよ…
自転車2人乗りシーンが印象的でした。
じょい

じょいの感想・評価

3.0
観た後になぜだか落ち込みすぎて
しばらくレビューを放置していました

低気圧でしんどいときみたいな作品

上京して4年目の一般的な24歳のわたしは
今まで通り、分からないふりを続けたいから
喉に詰まった何かを言葉にできずにいます

このレビューはネタバレを含みます

結婚をせっつかれる名家のお嬢様・華子と田舎を後に上京してきた普通の家の子・美紀。曰く『色々な人がいるけど、結局は同じ階層の人と付き合っていく』はずの東京で、共通の人物を軸に偶然交わっていく2人…と言ってもべったり価値観を擦り寄せるでなく、触れ合うくらいのさらっとした交わりで済ませているあたりが東京っぽさだな…と地方民感。『誰かのイメージで幻想の東京が作られていく』というセリフは東京に染まった人だからこそ出てくるものじゃないかなと思う。近くて遠いぞ、東京。

自分の歩き出したい方へ歩けばいいんじゃない?『求められるもの』より『したいこと』なんじゃない?という割とありふれたメッセージを育ちのいい家の娘という視点を使って描き、なおかつその階級の人たちを『貴族』というキャッチーな表現で括るセンス…たとえテーマは同じでも、切り口の新鮮さでこうも面白くなるんだ!というのはある意味発見ですね。たしかに『厳格』『外面』『世襲』『義務』という束縛めいた言葉が一番似合うのはそういう存在だよなぁ…歴史物だとよくあるけど、現代に生きる名家の人って意外と邦画では珍しい視点だよなぁ…とぶつぶつと腑に落ちながら観てました。

「今日起こったことを何でも話せる人が側にいること」が幸せ。それが伴侶でも友達でも家族でもいいじゃん。というのはなんとも今風だけど、なんだか安心する考え方でいいなぁと思えました。

トマトを『1から育ててみたい』『買えばいいじゃん』ですれ違う下り、エモエモな背中合わせのチャリ2ケツ、東京だって(むしろ東京だから?)起こる、手を振られたら手を振りかえすような心の通わせ方の描写なんかも良かった。総じて良かった。

男としては幸一郎自身が華子と美紀、どちらの前にいる自分を好きだったのかは気になるところ。劇中最後に華子と交わした視線も、世間の体裁を求めてのものじゃないことを信じたい。
hira

hiraの感想・評価

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幸せってなんだろう?
って本当に考えさせられた

中々交わることのない階級の2人が絡むシーンで生まれる階級差のギャップなど色々と面白かった

原作まだ読んでないので、はやく読みたい
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