あのこは貴族の作品情報・感想・評価・動画配信

あのこは貴族2021年製作の映画)

上映日:2021年02月26日

製作国・地域:

上映時間:124分

3.9

あらすじ

みんなの反応

  • 地方と東京の分断がうまく描かれていて、社会学入門の教材レベル
  • 登場人物たちの言葉がリアルで刺さる
  • 女同士で自尊心削りあう必要ない、現代のシスターフッド映画
  • それぞれの環境を受け入れ、自分で選択することと少しの出会いを大切にして生きていく
  • 反復と差異がわかりやすく、女を否定せず男を非難しない点が良かった
この情報はユーザーの感想を元に自動生成しています

『あのこは貴族』に投稿された感想・評価

東京に住んでいた頃の自分と重なる部分が多かった。私は貴族の子達を羨むことが多かったし、見えない壁の理不尽さに悔しさを感じることもあったけれど、私のことを貴族だと思っていた子もいたんだろうな。この映画…

>>続きを読む
oo
-
セリフのちょっとキザさが自分の今の状態とマッチしていてとてもよかった
glenn
3.7


世の中の覆らない不公平の数々を目の当たりにしたときに勧められた作品。

家柄、実家の太さ、地方と首都圏。

自分の生活圏しか知らないと、何の疑問を持たずに過ごしていけるけど、そこからはみ出して混ざ…

>>続きを読む
コンプレックスえぐられる、とか思いきや割と全員に優しい映画ですよ。小説読みたいですね
4.6

年に1度は観るすごく好きな作品。
今回は幸一郎と美紀の関係に泣けてしまった。地縁や血縁に縛られる幸一郎にとって誰の家の子でもないありのままの自分でいられたの美紀との時間なんだなって思った。
普通は家…

>>続きを読む
耀耀
3.9
このレビューはネタバレを含みます

東京生まれと上京組、上流階級とそれ以外、見てる世界に物理的な違いはないのに画面の中には間違いなく線があった。東京という都会は誰にでも開かれているが、同時にとても閉鎖的で孤独な世界だ。そんな現実をまじ…

>>続きを読む
-
このレビューはネタバレを含みます

育ちの異なる他人と交わって世界が拓けたとしても、結局はみんな、自分の生きてきた世界の尺度の幸せしか手に入れられないし、そういう風に落ち着いていくものなのかも
だとしても、その日何があったか話せる人が…

>>続きを読む
り
3.6
なんだか色々考えさせられる映画だった。
華子が美紀と接することで影響を受けて、ちゃんと自分の考えで決断できてよかった。
自分らしく生きるって難しいね
金森
4.0
しみじみといい映画だった。
乗り物がめちゃくちゃ象徴的。ずっとタクシーで移動してた華子が歩いて、自分で車を運転するようになるのが好き。

やな感じの人が現実にいるタイプなのが微妙にモヤっていやだな…。
蛯鯛
4.0

階層・階級、ジェンダー、東京と地方という現代の格差の問題が解像度高く表現されていて、なおかつそれが役者の演技に支えられている。風景や地名とそこに含意されているものがわかるというのは、これほど心を持っ…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事