このレビューはネタバレを含みます
家に帰って、「今日はこんなことがあったんだよ」って言えるだけでも幸せ、案外そういう人とは出会えないものだよっていうセリフが一番印象に残ってる。自分って結構幸せなのかもしれないって思った。お金はたくさ…
>>続きを読む最後のシーンが良かった。
幸一郎と華子が再会して、嬉しそうに笑ってる。爽やか。
華子はいつも爽やかで、美紀はいつも優しい。
この関係性が素晴らしく素敵で、それぞれのお友達がまた潔くて良い。
敷かれた…
すごく好きな内容で水のようにすっと身体の中に入っていった
常日頃から自分が痛感している世界、そういう人達への憧れがあったけど、すごく育ちが良過ぎてもそれはそれで大変そうだなと思ったし自分自身の幸せに…
このレビューはネタバレを含みます
すっごく良かった!
階層が別れていて、交わることはないようにできている。この世の中の話が伝わってきた。面白かったところは、主人公が婚活しなくちゃいけないという家に従って、様々な階層を行ったり来たりし…
ざっくり分けた三つの「階層」に属する人たちが絡み合い淡々と物事が進んでいく。
モノローグ的なものが一切省かれ演出やBGMの過度な抑揚もないから登場人物の感情は見た人それぞれが想像するしかない。
どの…
このレビューはネタバレを含みます
お金持ちだから、良いとこの育ちだからって幸せなわけじゃないよね。
美紀が嫌な女かと思いきや、全然そんな事ないし華子も逸子も誰もギスギスしない感じが素敵。
そして婚約者に責めない華子は出来た嫁だなぁ…
松濤に住む家柄の良い華子と地方出身であまり裕福ではなく苦労も多かった美紀の2人の物語。
物語中に2人ががっつり関わることはなく、出身や育ちの違う2人が各々どのような苦労があって、それをどう考えてい…
©山内マリコ/集英社・『あのこは貴族』製作委員会