あのこは貴族の作品情報・感想・評価・動画配信

あのこは貴族2021年製作の映画)

上映日:2021年02月26日

製作国:

上映時間:124分

ジャンル:

4.0

あらすじ

「あのこは貴族」に投稿された感想・評価

意図的だとは思うけど台詞回しがいちいち鼻につくので、何度も観たいとは思わないかも。
でも最後は箱入り娘から脱却して自分の意思で選択し生きている感じが爽やかで生き生きしていて良かった。

世の中、生まれ育った環境や階級が異なりすぎる者同士はなかなか出会わないようにできていて、仲良くなる可能性も少ないけれど、そこが交われば人生変えられるほどのパワーが生まれるんだろうな。
この映画でいうと自分は断然水原希子側の人間だけど、無理しない程度にだけど、なるべく異質な人を避けずに視野を広く持って生きてみたいし、
自分にないものを全て持っていて恵まれているように思える人にも苦しみやしがらみがあることを忘れずにいたい。
A

Aの感想・評価

4.2
「ここは退屈迎えに来て」に続き、上京組の
心をえぐる作品!山内マリコ恐るべし。上京目指して受験勉強に励む地方の女子高生には是非みてほしい。落ち込むと思うけど。

台詞であったように東京は住み分けされているので、悲しいかな華子や幸一郎のような階級と出会ったことはないですが、それでも分かる!となってしまうのは何故だろう。ホテルのティールームで美紀がスプーンを落とした時にさらっと手をあげてウェイターを呼ぶ華子。結婚の挨拶で幸一郎の実家に行ったときに、和室に入る作法が自然と身についている華子。言葉じゃなくてそういった節々で格の差を見せつける演出がうまい。

逸子が言っていた「私は経済的にも精神的にも自立していたいし、結婚してもいつでも別れられる自分で居たいって思うんです」、最近自分がよく言ってることで驚いた。結婚の予定は全くないですが、年齢的に色々聞かれることは多いんで、、ね。

「田舎から出てきて搾取されまくって、私たちって東京の養分だよね」とかもうグサっと刺さる台詞がさらっと入っているので圧倒される。あと美紀と里英が老後に向けてVIO脱毛する話してたけど、これも本当によくする話題。笑

華子宅で友人のベビーシャワーをしてる場面での会話。結局ハイソな人たちでも、結婚するかしないか、子ども産むか産まないか、仕事続けるか続けないか、、悩みの理由は違うとて同じことで悩むんだね。
まえだ

まえだの感想・評価

4.3
門脇麦の華子がすごい、こんな受動的な役割を見る側をイラつかせることなく、自然に演じられるのすごい。

高卒親から這い上がった自分としては、美紀にめちゃくちゃ感情移入してしまった。

立場は違えど、自立していく女子たち最高!!シスターフッド最高!!
なおこ

なおこの感想・評価

3.7
華子が美紀に出逢えて良かった。
ドロドロしたり、華子が狂気じみていくのかと思いきや、そういう映画じゃなくて自立を描いてる所が自分には意外でとても良かった。
田舎好きだし、自分には田舎が合ってると思ってるけど、珍しく東京に住んでみたくなった。2人のように、誰かに出逢うのに憧れます。
Yoshiharu

Yoshiharuの感想・評価

3.5
育った環境は違ってもいろいろあって当然なんだけど、やはり裕福な人たちには優越した点が多々ある。スタート地点がぜんぜん違う。まっ、一般人のひがみですが。
実際、松濤に住んでると聞いたら引くよな。前々首相もそこに住んでて話題になったけど。
環境のいかんに関わらず、自分自身の意識で、生き方はもちろん変わるし、変えられる。環境も変わるかもしれない。確かにね。
ikeko

ikekoの感想・評価

4.2

このレビューはネタバレを含みます

地方生まれ、地方育ちの私にとっては想像がつかないまさに「貴族」のような人たちがすごく新鮮だった。自分は家柄とか、実家の経済力による格差みたいなものをあまり感じずに生きてきたので、本当にこんな階層のようなものが東京にはあるのかとびっくりした。

でも、家にお金があって何不自由なく過ごせていても、それは華子にとっての幸せではなかったのだなと思った。
良家の男性と結婚し、子供を産むというような周りが望む生き方を選ぶのは華子にとって自分らしさもなく、ただ敷かれたレールに沿って生きるだけの窮屈なものだったのだろう。それに美紀との出会いで気付き、勇気を出して行動したことがよかったと思う。離婚前のいつも周囲を気にして萎縮している華子が、離婚後いきいきとしている姿が雰囲気や佇まいからも感じられた。

また、美紀も努力して入った大学を中退し、なんとなく生きていたところから起業して自分の未来を切り拓いていく姿がかっこよかった。

美紀と華子、全く違った環境で生きてきたふたりの女性が自分らしく生きていくラストはとても良かったと思う。幸せは人それぞれ違うから、自分の幸せは自分で見つけていくしかないんだと改めて感じさせられた。

また、脇役の石橋静河、山下リオの役柄もすごく魅力的だった。
ずっと観ていたいくらい心に沁みた。

タクシーから降りた華子に呼び止められたときの美紀のリアクションがなんか好き。
エ

エの感想・評価

4.3

このレビューはネタバレを含みます

「どこで生まれたって最高って日もあれば泣きたくなるような日もある。でもその日何があったか話せる人がいるだけで十分」本当にその通りだと思った。外の世界で生きると決めた華子や美紀を見ているだけで胸がいっぱいになった。あと女の敵は女じゃないなって。
貴族感が凄い。
メタとかってあんまり好きじゃないんだけど、こういうキチンと作中から意図を読み取れるメタ要素っていうのは一流の演出だと思う。

ラストシーンの立ち位置だったり、ビールがあえてのラガーだったり、物の拾い方とか絶妙なセンスだなぁと感じる。

そして、そういう細かい演出に演技でしっかり答える役者さんたちのちょっとした所作なんか凄くいい。
ディティールまで作り込まれてる印象が◎。
良作。
東京を資産階層によって分けられた2人の女性をめぐる物語。

淡々と進むストーリーが、いい味わいを生み、門脇麦がお嬢様役を好演している。

松濤のお嬢様の説得力がスゴイ!
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