面白い映画だった～！会話や展開にぐいぐい引き込まれて時間を忘れて一気に最後まで見た。
場面場面の会話がいちいちが面白いのと、ほんとそれな！！！って納得しちゃう事が所々あって聞き入っちゃう。
これだけ共感できるの監督脚本は女性だろうなと思ったらやはりそうだった。原作も女性なのね…
こういう作品こそ日本()アカデミー賞じゃね？って思うんだけど。最近はそうでもないがなんであの賞、毎年毎年くだらん作品ばかりが賞を取るのか…？？
話は逸れたが生粋の金持ちが門脇麦で地方から出てきたのが水原希子っていうキャスティングがすごい説得力、、
いや華子レベルのリアル金持ちを知らんけど東京生まれ東京育ちの金持ちって実は地味、だけどホンモノみたいな印象あるから。
いい女、悪い女とかでくくってない、女性がそれぞれに置かれた立場や環境で発する言葉の数々が面白い。
シーンごとに交互に華子と美紀が赤いスカート着てるのがなにか気になる。
どこに行くにもタクシー乗ってばかりだった華子が美紀の家からの帰りは自分の足でしっかり歩いていく。
見える景色が変わることで自分の人生も変えていく力になったのだろうか。
美紀の実家のリアル感。現実はこうだよ…って描き方が上手い。実家に帰ってすぐジャージに着替えるとことか秀逸。
こんな言い方しては悪いが繰り返す、男性監督にはこれは撮れなかっただろうな。
素晴らしい作品だった。俳優達の演技も良かった。
