このレビューはネタバレを含みます
ジブリ史上最強メンタルの主人公あらわる!
魔女の娘のくせにこいつ全然魔法使わんやん!と思っていたら、魔性の少女は最初から最後まで人を我が物にする恐ろしい呪文をかけていましたとさ。ってお話し。
この映画はハッピーな「パラサイト」なんだと思い込んでしまえば、消化不良なラストにも幾分納得がいく。
アーヤが風呂場の洗面台に孤児院のおばさんや義母?のおばさんの写真や肖像画を貼り付けていたりしていて、可愛い一面もあり、いつしか私も彼女のトリコに。ツンデレには弱いのよ。
母と子の物語を予感させるオープニングで、この終わり方はある意味ジブリの「子供が主役」のポリシーを体現しているのかもしれない。
にしても豊川悦司の声が良かったなぁ。