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劇場版 アーヤと魔女のリのレビュー・感想・評価

劇場版 アーヤと魔女(2020年製作の映画)
3.3
とりあえずもっと観たいと思う映画でした。
設定・世界観・キャラクターなど、どれも面白いと思える要素があった分、あともう少しそれぞれの深堀が欲しかったです。
アーヤの大人の前で良い顔をする面は、彼女にとってプラスの要素なんだろうか。彼女がそれを辛いと思っていないのならばハッピーエンドだとは思うのだが、個人的には何ともあのラストは腑に落ちなかった。
ベタな内容のストーリーならばもっとベタな要素が欲しかったし、やはり子供を叩くというのはあまりにも短絡的というか… そういうシーンが映画的に必要な要素ならば理解できるけれど今回のは必要?と思ってしまった。映画の表現を狭めるようなことは言いたくないけど、ジブリ作品で観たくなかったというのが正直な感想です。
そういう点を踏まえ、エンドロールまで見てやっと落とし込める映画だったので、最初にも述べたようにもう少し続きが観たいです!
ながやまこはるちゃんがあと40分観たかったという感想、最初は絶妙な時間でウケるなと思ってたけど、的を得すぎてて良かったです。
映画が始まって本当に1番最初から声優にガッカリして結局最後まで引っかかってしまったので、せめて途中からは気にならないようなキャスティングをお願いしたいな…と思ってしまいました。
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