電気羊

本気のしるし 劇場版の電気羊のネタバレレビュー・内容・結末

本気のしるし 劇場版(2020年製作の映画)
-

このレビューはネタバレを含みます

歪でくるしく、終始うまくいかない過程がずっと続いていくがそのラインが絶妙で、あきずにみてられる。きっとそれはほんとにいろんな要素が絡み合ってできているし、それには相当繊細さが必要だと思う。
深刻だったり、シリアスな雰囲気に急に
滑稽さが挟み込まれて笑ってしまう。

こんなにいろんな感情で心を掻き乱されることも
なかなかない気がする。

浮世を心の底から嫌いになれないのも、
深田監督自身が浮世に対して愛を持って
描いていたからなのかもしれないなと思った。
電気羊

電気羊