本気のしるし 劇場版の作品情報・感想・評価

本気のしるし 劇場版2020年製作の映画)

上映日:2020年10月09日

製作国:

上映時間:232分

4.1

あらすじ

「本気のしるし 劇場版」に投稿された感想・評価

yellowbaku

yellowbakuの感想・評価

1.0
何だこりゃ? 3時間52分38秒の苦痛、2020年・第73回カンヌ国際映画祭のオフィシャルセレクション「カンヌレーベル」に選出だって。所詮こんな物です。評価も大絶賛の映画です。何じゃ?冒頭1時間は何だこの女?と気にはなります。しかし言葉にする程、美魔女的なオーラーが、まったく無く全然ワクワクしません。役者さん達も大絶賛されてますが、どこが?「宮本から君へ」見たいな映画かなとも思いましたが、そうでも無く見たらわかると思います。何だこりゃ・・・・?押し入れの奥にでもしまって数年後、引っ越しの時でも出て来たら「何だこりゃ?」と言って本気で捨てようと思う一本です。

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shikibu

shikibuの感想・評価

4.0
暫定、深田晃司ベスト。
やや生真面目なところが苦手だったんだけど、今作はその真面目さがすげえいい方向に作用した印象。
石橋けいの女上司先輩役が良かった。こんな時でも愛してるって言ってくれないんだねって台詞、エグい。
いい加減この女と縁を切れと思うのだが、深みにはまっていく起因が、ヒロインの魅力だけでなく、男性主人公のエゴイズムから来てるのが良かった。

「ヒロインを追いかける男性」が後半、「男性を追いかける女性」の構造になるのは面白かったけど、追跡シーンを再現してるのはちょっとしつこいかな、と思った。こういうところが僕の苦手な真面目な部分な気がする。あと「浮世さんの元に行ったら地獄ですよ」とか「どんどんダメになっていく様子を見るのが楽しみなんです」とかのセリフ、やや寒いなって思った。

個人的には、辻を探す地図が時間が経って広がっている絵だけで本気のしるし感はあって、そこで終わらしてもよかった。
ヒロインが海辺で主人公に別れを告げる時の遠景ショット、そのあとホテルの窓に反射する花火のカットと、主人公とヒロインが同一化してるラストが印象的。
HAL

HALの感想・評価

3.6
早稲田松竹で『ハッピーアワー』の後立て続けに観たのですが、逆にそれまでの317分でキマってしまい、集中力が落ちていたわけではないのだが、なんだか終始「?」が浮かんでしまい、乗れないまま終わってしまった。長いかといわれれば長いんだけど、元がドラマであるだけに長さゆえの物語がどこまでも伸びていくような感覚があってそれは面白かった。森崎ウィンはいい演技をしていたと思うが、なぜだか謎や深みをあまり感じなくて、淡々としたテンションで観てしまった。深田晃司版『寝ても覚めても』という文言がポスターにあるが、やっぱり言い過ぎだと思う。多分に連想するところはあるが、唐田えりかや東出昌大のような不穏なオーラはあまり感じず、こちらの二人はどこか健全さを保っていた気がする。そのイメージで自分が連想したのはなぜか三池監督の『初恋』だった。あのアパートのラストシーンの美しさとこの映画は呼応しているような気がした。宇野くんがメインで出てきたのは嬉しかったが、なにより北村有起哉が素晴らしかった。彼が出てくるシーンは全部よかった。飄々としてて、怖くて、ちょっと黒沢清『蜘蛛の瞳』の大杉連を思い出した。
だま

だまの感想・評価

-
もの凄い没入感。4時間とかあっという間だった。なんなら休憩なくても良かったぐらい。でものめり込みすぎて鑑賞後に席を立ったら足元ふらふら。最高に面白かった。

こいつらあり得ないと思っていたはずなのに。いつの間にかどっぷり感情移入してた。人は自分自身に嘘をつくし。自分の心も良く分かってなんかいない。だから大事な選択を流されて間違えて後悔する。そんな彼らが愚かでとても愛おしい。彼らが辿り着いた先の景色を見てみたい。

人生は選択の積み重ね。時として間違ってると思いながらもそれを選ばずにいられない瞬間がある。誰かを傷つけても自分が傷ついても止められない感情。それでもやっぱりその結果に後悔することもあって。自分もそうだったから。辻や浮世や正や細川先輩には共感しまくりだった。

細川先輩と脇田さんが特に好き。辻の側にいるため自分の気持ちに目をつぶってきた細川先輩。浮世の登場で自分に向き合わざるを得なくなって乱れるけど壊れないところが細川先輩らしくて好き。脇田さんはずっと自分の気持ちを抑え続けて自分でも分からなくなってる感じが好き。

いちばん共感したのはやっぱり細川先輩。自分の中で感情がどろどろに渦巻いてるのに最後の一線は越えられない。かつての自分と重なっていたたまれなかった。でもあっさり一線を踏み越えて周りを巻き込んで壮大な嫌がらせをするみっちゃんの気持ちもちょっと分かる気がした。

森崎ウィンくんが堕ちていくほどに色気が増して魅力的になっていくのがたまらない感じ。彼は本当にこれからの活躍が楽しみですね。土村芳さんの浮世もこれ以上ないはまり役。ノースリーブのゆったりワンピースがあざといぐらいにお似合いで。あの衣装の意味を考えてしまった。
矢吹

矢吹の感想・評価

4.2
早稲田松竹の注意喚起好きです。
前半。うきよならやりかねない。が全部。
スタートダッシュでぶっ飛んで、ずっと爆走してた。こいつはとんでもない。
線香花火を投げ捨てる、打ち上げる。
酔っちゃう。家にあげちゃう。旦那おんのかい。
うきよにあたる光が最高に綺麗。やばすぎ。
音楽がえぐい。ここしかないところにここしかない音。多分、花火と名前のところ。音楽。
その手前かな?花火の、2人で話すところ。クラブから連れて帰ってきて。
あと、彼女が去って、再開する三角関係のところ。一番やばいの一郎?かずみち?の可能性も残しつつ。あとは生活音。水槽の水の音。セミの声。
彼らの周りというか、この場合は彼の。
スクリーンの表面で出来事は起こらない。
重心が奥にあって、中に常に一つの世界があって、前や後ろをまた沢山の世界が横切る。
2人きりで完結する関係性はない、繋がってしまったり、出会っただけで事故ったり。

ちょっと待っててのロングショットとか、
レストランのワンショット。笑顔と嘘と酒。
ビール勝手に頼んだりする彼女と、旦那も旦那で勝手に冷蔵庫開けるの好きでした。
ハゲのミスリードもすげえっす。あれ水道男のせい。
おもちゃの交換、ザリガニの餌、シャボン玉破れてます、タイトルの夜道。ナイトクルージング。
ホテルのかたコツ。からのお腹すいた。SEXしたら終わり。飲みにいくの、めんどくせえな。の縦の距離感。ついていくなよばか。
どうしようもない女なんです。
話なんてどうでも良く、画面だけでも面白いのに、さらに彼女が最高すぎる。だから全部すげえ。
ただ、後半から、彼女が客体から主体に変わって個人的な楽しみは一つひと段落したけれど、とにかく、阿部順子さん、最高でしたわね。
すきのあるひと、それをつく悪いやつ。

たくさんのキスシーンも全てが違う味わいで。同じ横並びの構図なのに。
前半と後半で違う映画みたいな撮り方だったりしたんすけど、多分逆転の立場で同じ内容を、あれしてんのかな。
カメラの移動とか、タクシーの中とか、鏡とミラーの使い方。地獄に落ちますかね。
影、怖!本気の人間の動きは面白え。
水鉄砲、ダッシュ、キャンドル、バケツ、排水溝上から写したオブジェクト。
健康食品のセールスマン。探す側と探される側。彼女の変化、断り。蹴り。私がいないとダメな人。なのか、運命の人なのか。
死にかけたのは4回目。
車のセールスマン、おもちゃのセールスマン、
女だから飛ばされる。
ヤクザ、私は生き死にが大好き。

あの人を筆頭にすげえいい映画になっちゃって、よかった。
地獄に落ちるところを見たいとか。
画面の色も全然変わる前後半において、
死ぬか君と生きるか。
線路。警笛がなっている。
君は僕がいなくても大丈夫。
愛してるって言ってくれない。
愛してる。
本気のしるしで本気を探してた。
これじゃ昔と変わらない。そんなことはない。
愛してるって言ってやれないやつに、
愛してるって言ってやる。

曖昧と無難を繰り返したきた罰。
すごい言葉だな
さっ

さっの感想・評価

-
自分はこれ映画として見るの無理。水鉄砲のところとか見ると本当にショット死んでると思う
深田晃司が円環構造を美しく描写し続けて人間を鏡にし続ける中、私は「もうええわ!どうもありがとうございました〜😅」と20回言ってしまいました…
予告でもっとファムファタール的な存在になってくのかと思ったけど、結局、合わせ鏡のような存在なのか。。自分が本気にならないと、相手も本気になってくれないってことかな?
ちょいちょい無かったシーンのこと言ってて、映画用にカットされてるのでしょう、ドラマでも見てみたい。
長尺でしたが最後まで引き込まれた。
の

のの感想・評価

3.7
昨日観たバーニングを引き合いに出すと、物語のCQ的な謎がなんとなく透けて見えてるというか安っぽく感じられてしまう。そのテレビドラマっぽさが、狙いなのか、、、?
森崎ウィンの演技の一辺倒さがより一層テレビドラマ感を増幅させている。
男は結局浮世みたいな頭悪くそうで、幸薄そうで、マウント取りやすそうな女が好きなんでしょ?感。
客観的に不幸な状況に当人は気づいていない時、他者からは幸が薄いと感じられて、介入したくなる。
弱者が強いという皮肉。それは社会的弱者を守ろうという現代の潮流にもなんだか当てはまるような気もした。
都合の良さはさておき、この展開が性癖に刺さるのは間違いない。批判的に観つつも、最後までハマり続けた。

このレビューはネタバレを含みます

少なくとも2度、もしかしたら3度、音声がロケーションからはみ出ている。
①(どこかは忘れたが)アクアリウムの給水音、②森崎を追いかけて土村が部屋を飛び出す、その際隣の部屋から鳴っていたはずのレコードの音楽。

律儀なまでに、丹念に逆転した関係をなぞっていく。ゴミ袋投げつけてゴミ箱ひっくり返したところは流石に笑ってしまった。

ここにも、半透明のスクリーンと化したガラス-窓
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