MomoeKato

最高の人生の見つけ方のMomoeKatoのレビュー・感想・評価

最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)
4.5
英語版のタイトルは『bucket list』
バケットリストとは棺桶リストのことで、つまりは死ぬまでにやりたいことリストのことです。この作品をみると必ず書いてみたくなってしまいます。

たまたま病院で同室になった、末期患者のカーターと、大金持ちのエドワードはカーターのリストを見かけたことをきっかけに、残された時間を使ってそれらを叶えて行きます。彼らは死に近いですが、それを全く感じないくらい今という時間を存分にたのしむんです。中盤は本当に彼らが末期患者であることを忘れてしまいます。大物俳優の2人の出す味が最高です。

人生の最後に世界中を飛び回り、やりたかったことを全部叶える。映画としても、人に夢を与える表現の仕方で適切かつ素敵な作品だと思います。

しかし、お金で叶えられるものだけでは終わりません。しっかりお金では買えないリストがあるんです。大笑いをしたり、キスしたり。映画終盤のエドワードのスピーチには涙が溢れました。
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