梅小路梅子

青春の殺人者の梅小路梅子のレビュー・感想・評価

青春の殺人者(1976年製作の映画)
2.8
何を見せられてるんだろう、な映画だった。
いやそういう映画楽しめるタイプなのだけど、魅せるおもしろさもなく、本当にそれだけの感想になった。

ただ自分をコントロールできない若者の一日。狂うには何もなさすぎやしないか?
本当の事件をベースにしているとのことだけど、まんますぎなのでは。
特に序盤の母と息子の会話(特に息子)、言ってることが矛盾してるしあまちゃんすぎて怖い。

こういうの観ると、昭和の学生運動も暇な大学生が時間持て余していらんこと考えた成れの果てというか、ファッションだったのかな?という気になる。

自分は水谷豊の演技が苦手なのかも。
原田美枝子はここでもすっごく魅力的。