陰陽

スザンヌ、16歳の陰陽のレビュー・感想・評価

スザンヌ、16歳(2020年製作の映画)
3.7
全ての魅力は、スザンヌ・ランドンに詰め込んであると思う。この映画に興味をもつキッカケは監督、脚本、主演を全てを努めたスザンヌのバックボーンや2000年生まれ、映画制作時19歳、脚本を執筆し始めたのは15歳、若ければ、若いほど注目される世間だが、様々な吸収やアウトプット、それら全てを少ない年数で実行できるという紛れもなく素晴らしい事実。
彼女の経験というよりかは、彼女の願望、頭の中の空想がこの物語に繋がっており、そこに体全体で表現するダンスや、時代背景を感じさせない演出、家族との絶妙な距離感(父に直球で男性の好みを聞く、スザンヌ。母の出たち、スザンヌが泣きついた時は本当のお母さんかと思いました。お姉ちゃんめっちゃ綺麗)など全てに携わったスザンヌはもう何万回でもスザンヌ、スザンヌと言いたい。
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