麺は柔らかめ

Summer of 85の麺は柔らかめのレビュー・感想・評価

Summer of 85(2020年製作の映画)
4.0
二人の出会いから墓の上で踊るに至るまでを追体験するように現在と過去を行ったり来たりする
始まり方でだいぶ仄暗い映画かな?と思ったけれども特別そんなことはなかったというかダヴィドとのシーンがキラキラ活き活きしてるんよね、
映像のザラザラ感すきだーーそして画面いっぱい鮮やか‥真夏の南仏の海岸は眼福で80’sファッションも見所👀
アレックスの横顔がリヴァーを彷彿とさせられとても綺麗いやタンデムシーンがアイダホ‥震えた
ひと夏の恋ってなんでこんなに刹那的で儚いの?時代設定の割に同性愛が自然発生的に描かれれのが印象的でもあった、葛藤のメインはそういうことじゃないんよね、
相手が自分と一緒だと思い込んでしまうのはなんだろう
「人には言っちゃいけないことがある」と前置きして重いとアレックスを振ったダヴィドははたから見るとただの浮気男だけどダヴィドの真意をちゃんと知りたいただの遊び人だったのか
でも必要だったのは恋人じゃなくて、親友‥
エンディングのザ・キュアーのIn Between Daysの歌詞にやられた‥いやあの子と寝たのはきみがいなかったからっておま‥‥

ケイトが良い子でよかった、アレックスとダヴィドが仲違いするきっかけともなるけどダヴィドの死後は良き理解者として関わってきてよかった はっとさせられる発言もあって、自分の理想を彼にみていた
アレックスに寄り添う周りの人が良かった

サービスショットの癖が強い、完璧なお尻でした