20240206/Amazon prime
ボーイズラブなんだけどそこに焦点は当ててなくてすごく普遍的なラブストーリーだった。
境遇の近い2人が共鳴して人間として惹かれあったんだなって思うすごく自然体な映画だった。
アレックスから見たら自信に溢れててかっこいいダヴィドもただの18歳の青年で、そこに幸せを感じつつもすごく重荷だったのかもしれない。
死への興味を語るアレックスと身近な人の死から立ち直ったと語るダヴィド、死に執着してるのは。
1980年代の時代背景とか音楽に精通していればもっと深まるんだろうなと自分の見聞の狭さに悲しくなる。
小説の好みもそうだけど主人公目線の語り調、現在と回想で展開していくストーリーが好き。
監督こだわりの16mmフィルムがより儚い思春期のひとときを醸し出しててよかった。
