面白かった。
「ゲットアウト」を意識したタイトルで人種差別ホラーみたいな売り出し方だが、個人的には社会科ホラーの印象は薄く、どちらかというと復讐物のシンプルなサスペンスな気がする。
主人公は旅行から帰ってきたらベビーシッター夫婦に家を乗っ取られ、法的な問題で彼らを追い出すこともできず行き場を失ってしまう話。
フランチホラーらしい血みどろ活劇もあって、中々に残虐なため人に薦めづらいのだが、話の構成はしっかりしていて面白い。
同監督の過去作品「テリトリーズ」は「マーターズ」ファンも逃げ出すぐらいの残虐映画だったがシナリオがいまいちだった。今作は実話ベースなのもあるだろうが、話自体も興味深く見れたし、最後まで楽しめた。