ありめろん

人数の町のありめろんのレビュー・感想・評価

人数の町(2020年製作の映画)
2.9
唐突に始まるね。笑

久しぶりに見た邦画は、そこそこ癖強い系でした。

謎の組織が社会で行き場のない人間を集め、個人とみなさず番号だけを与え戸籍も奪ってしまうが、衣食住が約束された施設に閉じ込める。

施設(町)に閉じ込められた人間達は、選挙の投票やネットの書き込み、メディア操作の為のサクラとして演じさせられる。
社会的に役に立たない存在だったはずが、社会を操作する為に一役買うという不思議な構図。

明言はされてないけど、政府の機関なのかな?
メッセージ性を感じるお話でした。

が、これも監督の演出なのかは分からないけど、中村倫也始め役者陣がとにかく棒読み。笑
空虚感は出てるかもしれないけど、自然な会話をしてくれないと見てて気分悪くなっちゃう😫
特にスタイルめっちゃいい緑さんかヤバい。Siriの方が感情あるレベル。
「〜だわ。」とか「〜なのよ。」とか、そんな言葉遣い普通しないでしょ…。
序盤は彼女の台詞が多かったので、何回も挫折しそうになった…。


監督はどうやら50歳で初めてこの作品で長編映画デビューしたみたい。
頭がいい人が作ったらしい独自の世界観は良かったけど、台詞だけはちょっと気になったな…。

新人監督ということで、今後に期待です。



PS.ツナギ着た男性の滑舌が悪くて、
(^_^💢)←ってなった。笑
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