いやいやお見事。お見事ー!バタッ
申し訳ありません。あまりの興奮に倒れてしまいましたの。この黒沢清監督の最新作が面白すぎて。
太平洋戦争開戦間近、大義のために己を貫こうとする高橋一生と、その夫を信じることを決めた蒼井優の愛の物語。
質屋をあとにしたシーンで、どこかツレなかった夫と初めて心を通わせた気分になった妻が、思わず抱きついて笑顔になるシーンが個人的ベストシーン。あの蒼井優の笑顔が忘れらない。
東出昌大の存在も素晴らしく、やはり日本映画界には彼が必要なのよ。彼が画面にいるだけで空気が重くなり、ふとした笑顔さえもおしっこちびりそうになる。
鬼滅の刃にスクリーンを根こそぎ奪われてる状況だけど、大人の映画を堪能したい人はぜひ。