蒼井優の演技がとにかくすごい。
ストーリーも面白い。
まさかの731部隊をモチーフとしてる脚本で、すごいところを描いたなという感想。そしてその描き方がとても上手いと思った。
＊脚本の精緻さはない気がした。
女中が旅立つ聡子（蒼井優）に「戦争」と言った場面は、1940年を舞台かつ戦前のノリだったから不思議に思った。（WWⅡのことかもしれないし、文脈的に太平洋戦争とは違う意味での（夫婦間の？）「戦争」だったかもしれない。）
言葉遣いもあまり1940年代の感じはしなかった。（全体的な言葉遣いが"当時っポイ"けど違和感が残る。）
それでも、サスペンスとして引き込まれたし、含みがあるラストも面白い。
＊撮影セットが気になった。
街並は明らかにセットの安っぽさというか、朝ドラ・大河ドラマ感のあるセットだった。後で『いだてん 』のセットを使ってると知って納得だった。
＊ゆりやんを思い浮かべた人は俺だけじゃないはず。
2020年131作目
2020年映画館14作目
