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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバースのkelowのネタバレレビュー・内容・結末

4.9

このレビューはネタバレを含みます

めちゃくちゃ楽しい映画だった。
音楽とグラフィックがそれぞれのキャラの世界に合ってて凄い。一つの映画で何個の世界をみたのか。

中盤以降はその様々なスパイダーが集まるが、キャラそれぞれのデザインやグラフィックに拘りが溢れすぎてて追うのに大変だった。(スパイダーパンクの崩れだ作画の感じとか、90年代のコミック作画をイメージしたスカーレットスパイダーとか、妙に画質の良いゲームのモーション完全再現のPS4マーベルスパイダーマン版のスパイダーマンとか)

凄かったのが最初よ。
スパイダーグウェンの世界感が完全に映像化されてるじゃないの。あの背景のピンクと黄色とオレンジを縦に擦ったみたいな感じ(伝われ)。
バンド仲間にピーターリザードも少し出てて、原作読んでたからニッコニコで見てた。

ガンケが部屋でプレステのマーベルスパイダーマンをプレイしてたのはめちゃくちゃ面白かった。

インディアも2099も良かったが優勝はパンクでした。
イケメンすぎ大好き。
スカーレットは作画がバカ良かったからもっと活躍してほしかった。
ビヨンドザに期待かな。

アンドリューもトビーもライブラリーで出てたしトムホは次かな?あと日本人として欠かせない東映版スパイダーマンも出てなかったからこれもビヨンドザに期待かな(2回目)。ヴェノムのおばちゃんが出た時声出た。実写とアニメの融合は何度見ても凄いな、、エヴァとかSSSSとか。

ピーターBパーカーの出番少なかったのは残念だったけどグウェンがもはや主役になってたので大満足です。グウェンさらに大好きになりました。
最後にはイントゥザ(+α)チームを引き連れてて叫びそうになった。しっくり来るねぇハムとノワールとペニー。死ぬほど観てるからなイントゥザは、3,40回くらいは。再活躍楽しみすぎて1年待てない、、、。

ストーリーも上手く前作と繋げてて良かった。
スパイダーバースは「大いなる力には〜」の台詞は聞きたくないとか、大切な人の死によってスパイダーマンの物語は進むとかメタ的なことを組み込んでるのも他と違って良いんだよね。

スパイダーマンが存在しないアース42の設定めちゃくちゃ面白いし、アース1610(イントゥザの世界)のスパイダーマンはアース42の蜘蛛に噛まれたマイルズがイレギュラー的に生まれてしまったことにより予定と違い死んでしまったって、これ前作のマイルズの成長ストーリーを純粋に楽しめなくなったな??切ないな??悲しいな???(このマイルズの孤独感が最終決戦を熱くするからワクワクが止まんないな?)ラスボス級にまで成長したスポットとスパイダーマンのいないアース42に飛ばされ囚われたマイルズ(しかもシニスター6もいるみたい)とピンチに次ぐピンチで次回作の期待が爆発しそう。前編はピンチであればあるほど良いからね。インフィニティウォー→エンドゲームのように。

とにかくたくさんスパイダーマン見れて楽しかったっていう小学生みたいな感想に落ち着くわけですが、
インフィニティウォー→エンドゲームの1年間のように絶対に死ねない1年間がまた始まったと思うと気が重いですが、ビヨンドザを糧に1年間事故や病気に気をつけて生きていこうと思います。

いや〜〜楽しかったぁ!
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