今までの全てのアニメの歴史を塗り替えるような凄まじい作品でした。
まさか前作を超えるストーリーと演出が出来ると思っておらず、時間を忘れて見入っていましました。
とにかく、アニメでないと出来ない演出の数々に見惚れてしまいます。各世界ごとの色彩や絵のタッチの違いなどそれだけで各世界に移動する楽しみやどんなスパイダーマンなのかが分かったりと凄すぎてやばいとしか言いようがないです。
ウェブスイングやアクションの描写は前回よりもパワーアップして、音楽も合わさって全てシーンが見ていて興奮しますし、圧巻です。
ストーリーは親子の関係や師弟の関係に焦点が当てられています。
ヒーロー映画は人物描写が希薄気味でアクションの合間は退屈に感じることもありますが、丁寧に描かれていますし、会話もテンポが良く退屈は一切しませんでした。
特に今回はグウェンの深掘りが強く、グウェンの親子関係は切ないものがありました。特に水彩画風の描写が世界観にあっていて、最後の温かいタッチの描写は白眉なシーンでした。
また、マイルスのママのシーンはどの台詞もマイルスの愛に溢れていて、素晴らしいものばかりでした。
スポットは最初出てきた時、ちょっと出てきて、マイルスの成長が感じられるシーンとして消化されるのかと思いきや、宿敵にまで成長して、ビビりました。声の感じあの甲高いも軽快な感じの声があんなにも不気味に聞こえてしまうのかと…。演技上手い！次回の活躍に期待です。
ラストシーンは鳥肌立ちました。
あなたも入る？でぶっ飛びました(笑)バンドの例えがこんな最後に効いてくるとは…。
こんなにラストシーンでぶち上がったのはダークナイトのラスト以来ですね。
本当に途中で終わってしまって次が気になってしょうがない…。来年まで生きる活力が1つ増えました。
