千鶴

mamaの千鶴のレビュー・感想・評価

mama(2019年製作の映画)
3.5
もともとLGBTや性的マイノリティについて関心があったので非常に興味深かったです。
それでもやっぱり、ママや出演者さんのリアルなお話を聞いてみて、当事者にしか分からない苦悩があるのだなあと。そしてそれを簡単に「理解している」つもりになってはだめだなあと。

それはLGBTだけでなく、他のさまざまなマイノリティの方々に対してもそうかなと思います。分かったつもりをしてはいけない。だから関心を持ち続けていたい。そして自分は当事者ではないからといって無視してはいけない。
自分の世界だけで生きてると見えてこないことが、映画の世界を通じて知ることができる。これぞまさに映画の醍醐味だなあ。
千鶴

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