とりあえず全人類観ると良いドキュメンタリー🏳️⚧️
ほぼ毎日映画やドラマを観まくって、「何になるんだろう？もっと有意義な(勉強したり、料理を上達させたり)時間の使い方があるんじゃ？」って時々考えるんだけど、
映画のお陰で自分は視野が広がったと思ってる。
その逆に、メディアが映すステレオタイプの演出で、偏見的なイメージを植え付けられてた事も改めて痛感した。
ハリウッドで長い間どのようにトランスジェンダーのキャラクターが描かれてきて、その描き方のせいで当事者の人たちがどんな思いをしてきたのか、そんな切り口で始まる。
好きだったあの映画も、いつか見ようと楽しみにしてたあの作品も、
当事者の人達にとっては辛いセリフや扱いがあったなんて…。正直ショックだ。
でもそれに違和感を覚えなかった無知さは別に自分のせいではなくて、
長年そう植え付けてきたメディアが原因。
しかし困った事に、私達も当事者達もなかなか知り合いにトランスジェンダーの人と知り合う事が無いから、
情報収集は映画やドラマになってしまう。
なのに不当な扱いをされ続けてる。
思わず「えっ！」って声に出してしまうような衝撃的な表現(実は男と知って吐いたりとか)もあって、見ていて涙が出た。
まるで不当な扱いが当たり前みたいに演じられてる。
インタビューのシーンも、手術や身体などパーソナルな事ばかり。
普通そんな触れにくい事、家族や親友でもない限り話題にすら出さないハズなのに、
でも興味や好奇心で開口一番に「どうなってんの？」って訊ねちゃう。
ヤバすぎるよね。
最近普通だと思ってた事が実は問題のある表現だった、と気付く事がチラホラとあり、正直映画を楽しめなくなりつつある。
同じネトフリ内にあったドキュメンタリー、「ハリウッドを斬る！」でもいくつかショックな事実を知ってしまって、
でもとても勉強になった。
女性、有色人種、LGBTQ、トランスジェンダー、障がい者、
最近は少しずつ映画にも弱者やマイノリティの人たちが主要キャラになっている作品が増えてきたけど、(ゲイカップルとかは洋画見てると頻繁に出てくるよね)
トランスジェンダーってまだまだ少ない気がする。
私は恋愛映画やドラマとLGBTQものを分ける必要は無いと思っていて、
きっと近い将来その隔たりは無くなると思ってる。
まだ先は長いかもしれないけど、
シスジェンダーとかトランスジェンダーとか、そんなん関係無く、
同等の扱いをされる日が来てほしいな。
いや、多分来るんだけど、
不当に扱われ続けた長い歴史も覚えておきたいなって思った。
もし不当に扱う人を見たら(ハリウッドの歴史ではそれがジョークだった)
ブチ切れてやろうと思う。👊
