PERSPECTIVE

カラミティのPERSPECTIVEのレビュー・感想・評価

カラミティ(2020年製作の映画)
3.8
色彩の豊かさと世界を構成する様々な音の力強さは実写に一寸も劣らない面白さを持った活劇としてこれを君臨させている。実にお見事なり。

反面ストーリーに所謂「男らしさ」への忌避を現代映画の義務であるかの如く盛り込んでいるが、結局それはジョン・ウェイン時代の醜悪な物語の性別を変えただけに過ぎないというところに苦笑せざるをえない。

良くも悪くも古臭い、そんな西部劇がまた増えた。
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