嵐の日、人魚姫のアニーは、海のおきてを破って幼い女の子のソフィーを助ける。
父親のウィリアム船長とはぐれてしまったソフィーをかわいそうに思い、アニーは人間の姿となって一緒にウィリアム船長を捜すことに。
そこに海賊のトムとデイブが現れて…。
世界中で愛される『人魚姫』の知られざる、もうひとつの物語。
終始単調な感じですが、最後まで見てしまいました。
アンデルセン原作のようなロマンスは無いです。
まったくストーリーが違います。
恋する男性の代わりにかわいらしい女の子とのつながりで始まります。
全体的にストーリーが雑ですが、オリジナルストーリーとしてみると子供向けには良いかもしれません。
暴力らしい暴力もないです。
小さな女の子の等身が変なのと、あまり必要性を感じないサルの存在、ちょっと意味不明な巨人の存在、人魚姫の正体がわかった後のみんなの反応の小ささなど、不満な点はありますが、原作よりも安心して見られます。
まぁ及第点ではないでしょうか?
原題が『マーメイドプリンセス』なので、そのタイトルの方が良かった気はします。