スマトラトラ

サイレンシングのスマトラトラのレビュー・感想・評価

サイレンシング(2020年製作の映画)
2.8
なんか、全体的に中途半端。
私が分かってないだけ? 保安官と警察官の違いがわからない。「この街に保安官はいらない。」っていう排他的な雰囲気出てるなぁ・・・って思ってたら、一緒に捜査してたりするし。 

犯人が対象を選んだ理由はわかった。行動の動機も分かった。でも、あの武器をわざわざ選んだ意味がわからない。「狩りかしら?」的な会話あるけども、カナダ(映画よね?)では例えば甚振りながら殺すような犯罪を”狩り”と呼ぶの? 現代の狩りって普通は罠猟か銃よね? よくわからん。

保安官の弟が重要っぽい雰囲気だして、多分、過去養父母に虐待を受けて、その悪夢?から逃れるためにドラッグに逃げてるのかしら?とかそんな風に取れる感じなんだけど、それが生きていない。

あと、あの傷痕の意味は何だったんだ?? 

てな感じで、一応犯人も分かって、動機も分かって、主人公も決着をつけて、はい、終わりだね。って感じなんだけど、なーんか意味持たせ過ぎた癖にそこに執着せずに終わった感が凄くて、結果、”中途半端”て感想になりました。