コリアタウン殺人事件のKoheiのレビュー・感想・評価

不可解な事実はそんな簡単にカメラには映らない、けれども諦めきれないっていう撮影者の焦燥感と不安。それがやがて知ってはならないものだと後悔した時に映ってしまった理不尽さ。

作りは「ブレアウィッチプロジェクト」に似てるが、この映画のほとんどが何の変哲もない日常の街の記録だから、他のゲテモノなPOVと違って変なリアリティがある。距離を取って観るものではなく、撮影者の固執と妄想を追体験してるかのよう。

いやぁ不愉快なもの観たなぁ(良い意味で)と思ったものの、久々に夜中にトイレに行きづらくなった。