あのワンダーランドが残されていた理由がよく分からないけど（爆発したり方法はいくらでもあったんじゃないか）、気味が悪いものは誰も見たくないし聞きたくないし、触れたくないもんね。
蓋をされていた臭いものであるワンダーランドを、屈強なニコラス・ケイジが掃除していく様子が観ている側をスッキリさせる仕掛けになっているんだろうな。あの人めっちゃ掃除がうまいけど、それこそカタギの仕事してこなくて違う文脈での清掃もしてきたんだろうと想像がつく。
また、あのただのいちおばあさん警官が、ああやって見て見ぬふりして皆んなも従うのは、狭い田舎で高齢者が権力を握っている構造がよく表わされてると思う。だってあのおばあさんより偉い人って、町長とかなんとかでいそうじゃない？
あらすじから思ってたより色んな背景を考えさせられた。
