さー

18歳の"やっちまえ"リストのさーのレビュー・感想・評価

18歳の"やっちまえ"リスト(2020年製作の映画)
2.8
裕福な家庭で育ち、成績超優秀のブレットは名門大学に8校中7校合格する。
そんななかで彼は卒業直前にちょっとしたいたずらをしますが、これが思いがけない大騒動へと発展、彼は合格していた大学全ての内定を取り消され、卒業証書も貰えなくなることに。

「やりたいことリスト」ではなく「やっちまえリスト」。
似ているようで全然意味が違ってくるこのリストは、瞬く間にSNSを通して若者たちの間で流行していきます。
頭を抱える両親をよそに、時の人となり人気者になっていくブレット。
"親の言いなりになるな"という若者たちの下剋上メッセージ。

冒頭ではほんのり毒親な両親だなぁと感じてましたが、中盤からはわりとイーイ流れに。
自分たちのことしか考えてなさそうな、典型的な世間体重視型両親は「息子18年計画」をあと一歩のところで彼自身によって瓦解されるも、きちんと向き合おうとするところが良かった。

ただ、この物語はほんと運が良かっただけ。
ブレットには運の女神がついてただけ。
実際こんなのSNSに上げようものなら、今話題のスシ○ーペロペロ事件並みに炎上するだけだろうなぁとw
主人公はヘイデン・クリステンセンとショーン・メンデスを足して2で割ったような色男でした。
思っていたほどの満足感には達しなかったけど、それなりに楽しめました。

64
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