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新しい街 ヴィル・ヌーヴのネコのレビュー・感想・評価

新しい街 ヴィル・ヌーヴ(2018年製作の映画)
3.3
静かな映画だった。
墨絵を使った表現で所々のジョセフとエマとの心の隙間や先の見えない不安などがとてもうまく描かれていた。
全体的にヨーロッパとか北欧の話なのかと思ってたら、カナダとは思わなかった。
1995年のケベック州独立運動をテーマにもし独立したらというifのストーリーで、元夫婦がまた歩み寄ろうとしている中に刻一刻と時代が変わっていく様がかなりアンタッチャブルに思えた。
墨絵での表現もそうだけど間間で入る詩もとても良かった。
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