このレビューはネタバレを含みます
ゆるいトーンの割にはディストピア感があって起こることもむごい。ラストのバイオレントな解決手段はそれまでのトーンがミスリードになって意外だった。主人公が忍者として活動し始めたは良いけど、現代でわざわざあの衣装で形から入るところや、スマホで撮影して脅せば済むような場面を吹き矢で天誅下そうとする時点ですでにそういう映画だったことに観終わってから気がついた。クソ野郎に天誅を下す痛快な映画だった。オフビートなトーンとの敢えてのミスマッチがクセになる感じ。
女友達にキレられて追い掛け回されるところが最高だった。