血管のように絡む
ケーブル
壁一面に
連なるノブをひねり
スイッチを押し込む
部屋のコクピットから
音世界へ飛翔する
_____
やっと観ることができました!
監督はnew waveを敬愛する
音楽プロデューサー
マーク・コリン
エレクトロや
テクノの系譜における
黎明期の始祖的な
話かと思ってたけど
先鋭的音楽を模索する
彼女の作曲過程での苦悩を
取り上げていて
ちょっと肩透かし
音楽を語る映画なのに
思ったほど物語の展開に
テンポやリズムが
感じられなかったのも残念
冒頭の音楽に身を委ねる
ホドロフスキーの孫娘
アルマ・ホドロフスキーが演じる
主人公の場面が
その中でも
当時の美しい音世界を
具現化していた