蟻

私をくいとめての蟻のレビュー・感想・評価

私をくいとめて(2020年製作の映画)
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A という存在と自分がいれば十分に幸せだし、他人が加わることで変わってしまうかもしれない生活のこと考えると怖いしくじらの公園からずっと出れていない、変わらない自分にももどかしい。独特な世界観と、間が良かった。
旅先のホテルの劇場で吉住が男性たちに絡まれているのをただ見ることしかできなくて思い詰めてしまうシーン、よくわかった。
玄関で、誰もいない自分の部屋に向かって、「大丈夫だよね!」って言うの、やっちゃうよね。
全体的になんとなくかなしいけど、みんなそんな感情で生きてるんだよな多分。
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