Martha

僕と頭の中の落書きたちのMarthaのレビュー・感想・評価

僕と頭の中の落書きたち(2020年製作の映画)
3.9
「罪の告白とは自分に欠点があることを認めることだ。自分の欠点を認めることで、その欠点に向き合う機会と強さを与えられる」
「僕は病気を抱えているけれど、僕は病気そのものじゃない」
「愛や本音で精神的な病気も治るかと言えばそうじゃない。でも一助にはなる」
映画の短い時間にまとめるためにややあっさりとハッピーエンドの方向に向かってしまってはいたが全部解決めでたしめでたしじゃなくて、"何も解決してないけれど周りの人を信じることが出来始めた。だから一緒に戦っていく"って感じの終わりで良かった。
精神的に辛い中で医学ではどうにもならない部分を、教会の牧師さんにただひたすら話を聞いてもらうことで楽になれた経験が何度もあるからこの話にはすごく共感出来た。ダメな自分を認めてそれを誰かに許してもらえることってたまには凄く必要。
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