ちこす

シェルター 狂気の秘密のちこすのレビュー・感想・評価

シェルター 狂気の秘密(2008年製作の映画)
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ビーは異常だけど、元々はすごく優しい人なんやろね。
親子を助けたくて警察からも守ってやっているのに、身勝手な母親のせいで無茶苦茶。
酒もタバコもやめて納屋にも行かなかったら、ルールを守っていたら何も起きなかったのに。

ビーは女性達を助けたい一心で、ルールを課したり度を越した行動を起こしてる。
マディもあのクソ旦那のところに戻るとか言い出したから監禁されてんだろうね。
あんな旦那のところへ戻れば何をされるか分からない→だから帰せない→説得しても言うこと聞かないから実力行使→監禁かなと。
結局どっちも不幸なんやけど。
何故私の言う事が聞けないの、わからないのっていう行き過ぎたお節介。支配欲。

今回の件はビクトリアが一番の被害者。
母親が自分を置いて逃げた事で、母親に自分をヤギにされたと思った。だから最後は母親をヤギにし、後ほどくるであろう警察から自分だけ逃げる。自分と同じ、囚われている弱いヤギ達を解放する。

何もできない、変われない、精神が子供な糞母親を見限ることが出来て良かった。
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