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ボヤンシー 眼差しの向こうにのtmurataのレビュー・感想・評価

3.8
buoyancyって英語の浮力のことか。絶対、人の名前だと思ってたから、主人公の名前と違うことに気づいた時にも全く単語の意味を思い出せなかった(笑)
しかし過酷な話だ。あまり情報入れないで観たので、少年の成長譚だと思って観始めたんだけど、どちらかというと東南アジアの人身売買、奴隷労働を世界に知らしめるという目的が大きい、社会問題を問う作品だった。
しかもオーストラリア人の監督が5年以上をかけて取材した結果をシナリオに落としたということで、実話を基にしているとのこと。映し出される風景が美しいだけに実際のサバイバー達のことを考えるとより悲惨さが際立つ。
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