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スリープオーバー 夜の大冒険のRのネタバレレビュー・内容・結末

3.4

このレビューはネタバレを含みます

自宅で。

2020年のアメリカの作品。

監督は「ピッチ・パーフェクト ラスト・ステージ」のトリッシュ・シー。

あらすじ

両親を連れ戻すため、子どもたちは夜を徹して奔走する!

Netflixにて、タイトルに惹かれて。夜の大冒険てなんかワクワクするネーミングよね。

あらすじやパッケージから何となく子ども向けかなーと思ったら、案の定そんな感じの作品。

実はスパイだったお母さんのマーゴット(マリン・アッカーマン「ランペイジ 巨獣大乱闘」)と一緒に同行されたパティシエのお父さんロン(ケン・マリーノ「ザ・ベビーシッター〜キラークイーン〜」)を救うため、姉弟とその友だちが奮闘する話しなんだけど、一番近いのが「スパイ・キッズ」かな。

でも、今作は割と無名なキャストとハイ・ガジェットのスパイ機器はないので、あくまでも子どもたちのドタバタに振り切ったコメディ要素が強い。

特に長男のケビン役を演じたマックスウェル・シムキンズ君が良くて、ぽっちゃり君なのにダンサブルなトイレのシーン然り、所作が機敏なのが良い。多分、彼はリズム感が良いんだろう。非常にコメディ向きな子役で、他の作品でも目立ちそうだなと思った。

人死もないし、刺激も強くないしでお子さんでも安心して観られる作りとなっております。

ただ、その分コメディ的には控えめというか薄め、爆笑というよりかはクスッと笑える感じかな。

そういう意味ではあんまり規制のない配信作品の中でも珍しい部類の作品とも言えるのかもしれない。

まぁ、ゲロ吐きシーンはあるがな!

あと、「夜の大冒険」と銘打ってはいるもののあんまり夜のワクワク感はなかったような気がする。
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