シノブレド

リーサル・コネクションのシノブレドのレビュー・感想・評価

リーサル・コネクション(2019年製作の映画)
4.0
モンゴルの映画と言われてピンと来る人はまずいないと思う。
僕もその一人だった。
まずもってモンゴルに対する知識が全くない。
しかもサスペンスアクション映画となればさらに想像がつかなかった。
映画のもう一つの楽しみは色んな国の映画を通してその国の文化を知ることが出来ることだ。
この映画もその一つ。
風景は北海道の都市ではない原風景的な所と韓国のような家並み、しかしカサブランカの様な砂ぼこりの中の様な感じ、なるほどこれがモンゴルなのか。
人々はやたらとずんぐりむっくりで強面の輩は皆、朝青龍や白鵬のような体型ですぐにでも力士になれそうな感じがする。
車は右ハンドルの日本車と左ハンドルの韓国のヒュンダイが多い。
酒はぬるそうなビールとウォッカ。
純粋なモンゴル人の中にあってひとりアメリカ人の主人公が活躍するところで華がある。
北の国なのに割と暖かそうだった。
対決シーンは銃とナイフ、それになぜかカンフー。そしてモンゴル相撲からのサンボのような投げを打ってからの腕ひしぎ逆十字固めのサブミッションレスリング。
いや〜モンゴルは見どころが多いなぁ〜。
この国は絶対に中国共産党に乗っ取られるのを阻止して保存していきたい国だと痛感した。
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