生きる、と言う事の全責任を自分一人で負う。
自由と孤独は裏表一体
映画じゃないと味わえない世界感に、しみじみ感動しました。
家を持って普通に暮らす選択もあったのに、
優しい姉の誘いもボーイフレンドの誘いも断ってまたノマドの生活に戻るファーン
自分だけ幸せになるような気持ちにはなれなかったから
それとも、自由を手放したくなかったから
孤独感を漂わせながらも凛とした表情のファーンから複雑なその気持ちは読み取れませんでした。
本人もまたハッキリとは分からないのかもしれませんね。
1番胸に来た場面は、ファーンのボーイフレンドとその息子がピアノを連弾した箇所
直接ストーリーには関係ないんですけど
心がすれ違っていた2人が、音楽を通して心を通わせる、言葉は無いのにそれがリアルに感じられました。
流れる音楽も美しかったです。