わんだーうぉーる

ノマドランドのわんだーうぉーるのレビュー・感想・評価

ノマドランド(2020年製作の映画)
4.1
2022年149本目。

第93回アカデミー賞作品賞受賞作品。Disney+に加入した時から観たかった作品。ノマド生活、凄く興味あります(やりたいとかじゃなくって)。

~~ストーリーなど~~

「スリー・ビルボード」のオスカー女優フランシス・マクドーマンドが主演を務め、アメリカ西部の路上に暮らす車上生活者たちの生き様を、大自然の映像美とともに描いたロードムービー。ジェシカ・ブルーダーのノンフィクション「ノマド 漂流する高齢労働者たち」を原作に、「ザ・ライダー」で高く評価された新鋭クロエ・ジャオ監督がメガホンをとった。

ネバダ州の企業城下町で暮らす60代の女性ファーンは、リーマンショックによる企業倒産の影響で、長年住み慣れた家を失ってしまう。キャンピングカーに全てを詰め込んだ彼女は、“現代のノマド(遊牧民)”として、過酷な季節労働の現場を渡り歩きながら車上生活を送ることに。毎日を懸命に乗り越えながら、行く先々で出会うノマドたちと心の交流を重ね、誇りを持って自由を生きる彼女の旅は続いていく。

第77回ベネチア国際映画祭で最高賞にあたる金獅子賞、第45回トロント国際映画祭でも最高賞の観客賞を受賞するなど高い評価を獲得して賞レースを席巻。第93回アカデミー賞では計6部門でノミネートされ、作品、監督、主演女優賞の3部門を受賞した。

※映画.com(https://eiga.com/movie/93570/)より

~~~~~~~~

ドキュメンタリー作品のようにも観えた、リアルなノマド達の生活、そして表情。

長年住み慣れた住処を失った60代の女性を演じた主演のフランシス・マクドーマンド。とても演技とは思えない自然な姿。主演女優賞も納得。

『"さよなら"のない生活』

が良いのか悪いのかは分からない。でも多分、その生活がもたらしてくれるであろう幸せを理解するには、自分にはあまりにも経験・苦労が少ない気がした。

淡々と物語は進んでいくんだけど、だからこそあまりにもリアルに感じる。こういったノマド(遊牧民・放浪者)みたいな人達が自分と同じ世界に存在しているということ自体が、なんか自分には逆にフィクションに感じてしまった。

まだまだ人生経験足りんなー。

観て、満足でした。
わんだーうぉーる

わんだーうぉーる