こういう人の孤独に寄り添う映画大好きだ〜！じんわり気づいたら涙が出ちゃうかんじ。孤独で居ることって痛気持ちいいよね。わかる。落ち着く。
ファーンの孤独に痛いほど感情移入して見ていたけど、彼女の中にはちゃんと大切な場所や人との思い出、愛情があると分かってからは、悲しい寂しい映画じゃなくて1人の人生をただただリアルに描いてる物語なんだなってある種安心？に近い気持ちで見れました。
恵まれた環境の人に優しくされて、手を差し伸べられても居心地の悪さを感じて自ら離れてしまうところは、過去を忘れるかもしれないのが嫌だったのかなあとか解釈したり。
キャスティングのサプライズに関しては、確かに演技とかじゃなくてただただリアルなその人たちの姿なんだろうなと。演じない、飾らないリアルが映画としてのクオリティ爆上げしてるんやな〜、すご。
そういえば、ファーンの過去もみんなの過去もそれなりに語られるのに、回想シーンは一切なかったなって後から気づいた。物思いに耽るシーンを見ながら、視聴者の頭の中ではきっと勝手に回想シーンが再生されるだろうから、いらないんだろうね。
これは読まなくていいんですが、孤独の痛気持ちよさに全く共感できない人たちは（私の物差しで偏見だけど）恵まれた環境で育ってきたんだろうなってちょっと卑屈にな気持ちにもなっちゃった笑
