サンダンス映画祭にて。
ブラックパンサー党シカゴとFBIの駆け引き攻防、リーダーのフレッドと党員のビルを中心に描いたやつ。
ユダとイエスに例えたタイトル良い。
以前FBI公式サイトで書簡アーカイブを見つけた時にたまたま少し読んでた出来事だった。
カリスマ的リーダーとメンバーの結束と裏切り、ダニエル・カルーヤの堂々のフレッド役もよかったけど、ビルを演じたラキース・スタンフィールドがよかった。何度もやらかして捕まった過去あり、リーダーに忠実にあるべきか身の安全だけを考えるか悩みまくり半ベソ状態。
やりきれない気持ちだっただろうが今さら後に引けない苦悩がひしひし伝わってくる。
FBIもけっこうムチャするね。投獄するだけではだめだと焦っているのはわかるけど。
後日譚でもう一つ映画が作れそうなくらい。
(米国史上一番長期にわたる裁判とか)
ちなみにフーバーを演じたのはマーティン・シーン。
前半はイマイチのれないかなーと思いながら見ていたけど中盤~終盤面白くなっていった。