このレビューはネタバレを含みます
本人は虐待のトラウマによるモヤモヤを同じ事をすることでスッキリした気になってるけど、実は更に悪化させてたのだね。
痛いとこと別のところつねってごまかすタイプの、本当のキズは治せてないやつ。
彼女の身体に性的には一切触れず、見守ることで癒していく男が現れることで、人間不信を和らげてく。
なのに!お母さん!あー…。
まあ、散々迷惑かけられた娘の悪さの原因が自分にあるって責められたら、母親であることを投げ出したくもやるよな。
でも、負けないで欲しかったけど。
彼の不安症の元々の原因はなんだろう?
少し強くなった彼女が、これからずっと彼を守れるのか不安だけど、ラザラスとその仲間たちがまだ助けてくれることで頑張っていって欲しい!
ラザラスも彼女を見守る日々で、妻の裏切りを乗り越えたのだね。
生まれなかった子供は育てられないけど、レイを娘のように癒して見守ることはできた。
最後、短時間でまとめ過ぎに見えたのは残念。
簡単に解決はしないし、人の繋がりも簡単には切れないよ、ってことなんだろうけど。