ペットのいるいない、動物が好き特別には… 関係なく多くの人に見て欲しい、そして本作に登場する「犬部」メンバーや彼らを取り巻くボランティアさん、動物を愛する人々の気持ちや志を知って欲しいし、広まって欲しい。
そういう視点から考えると映画作品としてよりは、スペシャルドラマ等のテレビ放送がよかったのでは?
と思える良作。
自宅に保護動物を多数養い、そのために部屋は土足OK、殺処分される子をゼロにする!と言葉にし獣医師を目指している。
殺処分そのものをなくすために動物愛護センターで働くことを志す柴崎(中川大志)。
方法は違っても目指すところは同じ。
決して説教くさくなく、押し付けがましくなく、ただただ動物愛護に勤しむ彼らの学生時代と現在を描いている。
重いテーマではあるが決して暗くなく、犬バカ颯太のまっすぐな気持ちがあかるい作品に仕上げている。
過去と現在、東京と青森、いまどこ?の切り替えが分かりにくいのがマイナス点なくらい。
そして出演しているワンコ(特に颯太の相棒・花子)の演技が秀逸。
目で語る…をワンコにされたら、、ねぇ!
犬部設立のきっかけとなる生体実験犬「ニコ」が必死の抵抗するシーンはもうそれだけで心が締め付けられる。
(でもお涙頂戴ではない)
*生体実験犬 :現在はその学校ではなくなったようです
ペット(動物)がモノ扱いされている日本で彼らの生命について1人でも多くの人に考えるキッカケにこの作品がなればいい…だけに、、
もったいない(><)
もっともっと広まれ~!