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ワイルド・スピード MEGA MAXのKentaのレビュー・感想・評価

ワイルド・スピード MEGA MAX(2011年製作の映画)
4.7
ワイスピシリーズ5作目。前作で共闘したドミニクとブライアンが仲間を集めて一世一代の大強奪プランに挑む。個性的な仲間達とともに、予想もつかないアクションを繰り広げる。

ブラガの事件のその後…。
ドミニクは罰せられ、護送車で搬送されているところだった。だが、ブライアンやミアの手により、ドミニクは救出。彼らはみんな指名手配となってしまう。そして、リオへ逃げるのだった。
そこでは、ドミニクのファミリーにいたヴィンスと再会。お金もないため、彼らはヴィンスの小金稼ぎに付き合うことに。だが、目的は達成したものの、うまく遂行できず、ドミニクとブライアンは濡れ衣を着せされることになる。
そんな中、アメリカの捜査官の中では、最強の捜査官ホブスが抜擢され、ドミニク達の一斉逮捕に向け、ブラジルへと繰り出してきていたのだった…。

仲間想いのドミニク。そして、そのファミリー。
とにかく今作は登場キャラが多く、ドミニクファミリーが集結するところは最高だった。大強奪の目標に向け、それぞれの個性が活かされていくワンチーム。犯罪ばかりだが、人徳はあるドミニクに惹かれてしまう。少しずつメンバーが集まっていくのは少しだけマーベルシリーズを彷彿とさせた。ドミニクはスタークか…?(笑)

ボキャブラリーが増え、前作までのアクションを超越。
カーアクションがもちろんメインだが、それ以外の強奪への侵入手口や作戦など、ボキャブラリーがとにかく増えており、見応えはたっぷりの作品だった。カーアクションに関しても、金庫を持ち出すという予想だにしないアクションを演出することで、度肝を抜かされる。方向性は前作辺りから変わったが、それでよかった気がする。当初の車種やレースがメインだった頃も好きだが、クライムアクションに振り切ってきた今作も良さがあった。
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