ウヤウヤ

水俣曼荼羅のウヤウヤのレビュー・感想・評価

水俣曼荼羅(2020年製作の映画)
4.5
やっと観られた、瞬く間の6時間12分。寧ろ途中休憩は要らなかったかも、は流石に過言ですが、この長さだからこそ描ける群像悲喜交交、正に曼荼羅。個人的ハイライトは第3部。泥酔二宮医師の咽び泣きながらのあの言葉、メモを奪われた役人の狼狽しながらのあの返しが特に忘れ難い。
上映後の原一男監督の舞台挨拶はさながら「第4部」の様相な、サービス精神満載のトークショーで。とても御年77歳とは思えない、凄まじいエネルギーを間近に感じることができて、それから大変丁寧なサインも頂くことができて、非常に光栄でございました。次回作の完成を楽しみに待ちます。
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