水俣病という大変な病気、問題を通して、いったい患者たちが何を求めて戦い続けるのか。何をもって「解決」と言えるのか。多様な人物、立場、感情を通して、われわれがこういった問題と向き合うための何か、を突き…
>>続きを読む正直映画としては全くと言っていいほど面白くなかった。面白くないというよりよく分からなかった。だから372分も見るのにかなりの体力を使って疲れた。鑑賞後に解説サイトを見てなんとなく内容を理解できたかな…
>>続きを読む【水俣病と歩み、戦い続ける人々の人間讃歌】
■あらすじ
2004年10月15日、最高裁判所、関西訴訟。「国・熊本県の責任を認める」判決が下った。
この勝利をきっかけに、原告団と支援者たちの裁判闘争は…
◎ 今池の名古屋シネマテークでの私的鑑賞集大成でした。その後に上映された'ゆきゆきて神軍'はまさかの完売御礼。
その後の原監督のシネマ塾もあわせて映画館に驚きの11時間超滞在してた笑 まさに人生は映…
名古屋シネマテークでの最後の観賞。20年もの長い闘いを(闘いだけでは無論ないけど、むしろ闘い以外のシークエンスがとてつもなく魅力的で映画的な)6時間20分に濃密に圧縮してあっという間。。石牟礼道子さ…
>>続きを読む 原一男監督の集大成
6時間12分で構想と撮影に20年間費やして、水俣病患者とその支援者たちの生き方を撮ったドキュメンタリー映画
2004年の関西訴訟から始まり、当時の環境大臣、小池百合子の非情…
このレビューはネタバレを含みます
むさ苦しい外とは裏腹に密室を隅々まで冷やすシネマテークのダブルエアコン、半袖でむき出しになった腕に容赦なく当たる冷風を少しでも避けるべく痛くなった尻の下に手を敷きながら2度の休憩を経て6時間12分を…
>>続きを読む人を傷つけたら謝って賠償する。
普通のことだと思うのだが国や県は何故かそれをやりたがらない。
川上さんの個人で国に楯突くものじゃないと弱音を吐きながらも最後まで戦う姿勢がかっこよかった。
政府側のこ…
小さき人たちの渾身の戦いの記録。
長くて暗いテーマだから、あまりほかに観る人もいないだろう。
天邪鬼の僕としては、永久保存版にして何度も観よう。
砂浜に打ちては返す波のように、人は水俣を繰り返すだろ…
政治家、役人側の倫理観や本音が抉られてたらもっとおもしろかったかもと思いつつ、ドキュメンタリー作家は対象に愛情を持てなきゃその人間の感情を描けないだろうから、本音を見せず到底愛せない役人側のことなん…
>>続きを読む©︎疾走プロダクション