笑いあり。涙あり。怒りあり。悠久あり。
義務教育をそれなりに受けていれば、四大公害の中の水俣病を耳にしたことはあるはずだ。ただ、その水俣病の経過、現在の様子というものを聞いた記憶はない。もしか…
【猫が踊る世界。始まりの海】
“魂の必衰、人間の喝采、世界の亡失。小さくで膨大な意味がある戦争。”
“これが、現実。これが、曼荼羅。”
高度経済成長期の中、人が人の為に、物を作り、人々により善い暮…
ちょっと前に役人との面会の場で水俣病患者のマイクを切ったことがニュースになっていたのでうっすらとは知っていたが
普通に今もずっと続いている問題だとよく分かる作品。
6時間と長い作品だが、これで全てが…
そりゃ長いが、立体的かつ、取材した20年をかなりコンパクトに描いてあるため全く飽きなかった。水俣を撮り続けた土本さんについての言及も。一人一人だけでもややこしい人間模様を「曼荼羅」としたタイトル、原…
>>続きを読む(すみません。レビュー、かなり長いです)
水俣病をそのまま描くのではなく、それに関わる人たちを描くことでその姿を浮き彫りにしてみせたドキュメンタリー。
身体が不自由で痙攣し、まともに話すこともでき…
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