「ブラックアダム」のあと、「シャザム」は飛ばしてのDCユニバース。前情報なしで鑑賞。
傑作だった「ジャスティスリーグ スナイダーカット」でもフラッシュはそこまで人物の深掘りはされてなかったけど、今作はびっくりするほど面白かった！！
マルチバースものが増殖しているアメコミ映画だけど、たまたま同時期公開中の「スパイダーマン:アクロスザスパイダーバース」とは違ったアプローチでマルチバース世界を描いていて、これが「シュタインズゲート」ばりにしっかりとした作りだからストーリーものめりこめた。
それ以外にも、フラッシュの光速のアクションとスーパーマン、バットモービルなど、DCファンが歓喜するほどの贅沢なアクションも凝縮してて、1分も退屈する時間がなかった。面白いっ。
それにしても出し惜しみない。BTTFのくだりもそうだけど、マイケル・キートンの起用とか、ブルース・ウェインをめぐる俳優陣の流れ、スーパーマン回顧もファンサービスいっぱい。
それでいて、そのサービスに負けないくらい、ちゃんとフラッシュが魅力的なキャラクターになってるから、引き込まれた。
久々に、生粋のアメコミ映画を観たなぁという満足感。
DCの中では「スナイダーカット」と並ぶくらいの大傑作！！
