『ジャスティス・リーグは心のケアが苦手なんだ』
〈超速ヒーロー:フラッシュは過去を変えられる自身の能力を知る。両親に関する悲しい過去を書き換えようと能力を使った先では、別の自分自身=バリー・アレンが存在していて…。
異常な危機を目の前に、彼は覚悟を決められるのか。〉
ジェームズ・ガンらによるDCEUリセットが迫る中、その成功を占う本作。主演俳優の不祥事を経たが何とか公開された形。同日公開だったスパイダーバースと迷っての選択でした( ᷄ᾥ ᷅ )
DC作品は観ていたり観ていなかったり激しいが本作単体でも十分理解できると思う。でも100%楽しみたいなら｢ジャスティス・リーグ: ザック・スナイダーカット｣が必見のようだ。
DCが総力を挙げた、大マルチバース宣言！！
超速アクションはかなりの迫力、高速移動シーンは爽快感まであり ベンアフバッツもキートンバッツもイキイキでバイブス上げ上げ。ユーモアも2分に1回くらいは差し込まれて序盤～中盤は抱腹絶倒！
様々な過去ネタを映像として活かす姿勢がMCUライク。マルチバースを巻き込んで規模は大きいのに最後は個人的な話に集約されていく所や、｢BTTF｣等に対するひとつのアンサーでもあったオチも好き
…そう、バリー・アレンやブルース・ウェインとしての物語はすごく良かったが、感じたのは終盤における展開のパワー不足。あと超クールなスーパーガールの不憫さも。良い意味でも悪い意味でもここまでやって大丈夫なのか？という印象があった。
でもそこそこ楽しかったからね( ˘ω˘ )
新生DCの行方は大成か悪路か、まだ注視していく必要がある。まずは、ベンアフバッツたちにサヨナラを…ヾ(･ω･`)
[コメントにネタバレ短文感想あり]
