カイト

ザ・フラッシュのカイトのネタバレレビュー・内容・結末

ザ・フラッシュ(2023年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

単純な単独作品にとどまらず、今までの総括的な映画
企画が頓挫したニコラスケイジ版のスーパーマンが出たときは笑ってしまった
あと最後のジョージクルーニーにも確かにやっていたなと驚きと納得でいっぱいだった
サプライズ増しましでメインストーリーが影が薄いのは否めないが、それでもヒーローとして自らが犯してしまった失敗をしっかりと片付けるのは未熟な英雄の成長譚としては上出来だと思う
ただスーパーガールとマイケルキートン版バットマンを死なす結末を変えられないのはイマイチ
東映の特撮ロケじゃないんだからだだっ広い砂漠ではなく街中で戦ってほしかった
それぞれの活躍が単調になってしまったように思う
だいたい日中とバットマンの相性が悪すぎて盛り上がりに欠けた
冒頭のベンアフレック版バットマンが良すぎたため、それがより際立ったように感じる
脱ザックスナイダーを目指したのだろうけど、フラッシュ自体生まれが彼の作品な分やはり雰囲気の不一致が作品通して漂っていた
そこら辺がキャラクターものの難しさなのだと理解することができた
今回登場したキャラたちも今後の新DCで何らかの形で出てくるといいなと思う
特に今回のスーパーガールは結構ビジュアルや佇まいの凛とした感じが好みなので今回のバットマン大集合みたいに彼女たちの集結映画があってもいいんじゃないかと勝手に思ってる
シリーズものの可能性を存分に活かした作品なのは間違いなく、お祭りムービーとして楽しむことが出来た
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